それは…

ホワイトデーのときにおこった



あたしがキミのことを探しているとき

「あの!ちょっといいですか?」


急に名前もわからない男の人に呼び止められた


『…何ですか?』

「話がしたいので体育倉庫まで一緒にきてくれませんか?」


…これはもしかして…


「あなたのことが好きです!付き合ってください!」

やっぱり…


『ごめんなさい…あたしには彼氏がいるので…』


「知ってる…あいつと別れてよ…」

『な…にいってんの!?』


「俺はお前が好きなんだ!俺と付き合えよ!」



その人はあたしにキスをしてきた

『嫌!やめて!いやぁ!』


嫌といってもきいてくれない

男の力にかなうわけがなくて


あたしは泣きながら

男が離れるのをまった