ってあれ?もう校門見えたっ!


さっすが璃汰!



璃汰といれば退屈なんて全然しないなぁ。


「んじゃ俺、颯太んとこいってくるわ。」



う゛・・・・・・、早いよ。
もっと一緒にいたかったな、なんて。


わがままなんかダメだよね。




「ん、いってらっしゃい」



こーやって、いつも通りの幼なじみを演じて私たちの一日は終わってくのか。





なんか、ちょっとさびしいなぁ・・・・・・。



──────ドドドドドッ




「さーーーーーーーなぁーーーーーー!」




「ひゃっっ?!」