「………須藤、すまない。」


俺自身、戦い散りゆく運命で、それ以上でも以下でもないと思っていたのに。

須藤陽菜という存在が、こんなにも心を揺るがす。



同じ時代に生まれていたら。
同じ存在、だったなら。



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