戦艦長門がどうなったのか、わたしは知らない。 戦時中に沈没してしまったのか、それとも終戦まで残っていたのか。 例え知っていても、変えることは許されない。 それぞれの運命があって、未来の平和へ繋がっていく。 少しでも歯車をずらしてしまったら、未来が崩れてしまうかもしれない。 わたしという存在の介入で未来が変わってしまう。 それは絶対に避けなくてはならないのだ。