「ただいまぁー
優姫?帰ったぞー?」

返事が...ない?

いないのか?

俺はあわててリビングへ向かう

「ふぅーいるなら返事しろよ」

「だって...凉姫遅いんだもん....」

時刻はもう6時をまわっている....

「ごめん....尼岸のところは2時に出たんだ....けど...」

「起きたら凉姫、いないし....
なんかあったのかって...」

「なんもないよ?だからこっち向いて?」

やばいやば可愛い....

すねた顔、可愛い...

いじめよっと...

「俺のこと信じてなかった?
俺、やっぱ待たせ過ぎた?」

下を向いて悲しい感じに...
背中向けよ....

「先輩?ごめん....
寂しかっただけだから顔あげて先輩」

先輩に変わってるし...

背中から抱きつくは反則だろ?

「許さないし....
優姫からキスしないと許さない」

「凉姫...遊んでる?」

やべ、バレた....

「凉姫、嫌い....」

またプイッとそっぽを向いてしまった....


「優姫....」

「何?........」