先輩の胸にすっぽり入る

先輩、あったかい.....

「ごめんなさい....」

「黙れ.....」

そのとき重なったら唇は涙の味がした

「お前が襲われたら
俺の気が狂うから........」

「ごめんなさい....」

「お願いだからもう、離れんな
お前が俺を必要なんじゃなくて
俺がお前を必要なんだよ....」

「ごめんなさい....」

「もう謝んなって.....
もっと速く行ってやれなくてごめん
怖かったよな..好きでついていったんじゃ
ないもんな.....ごめんな....」

「先輩、ごめんなさい」

「ごめんはもう聞きあきた」

先輩、本当にごめんなさい

私のこと嫌いになった?

でもね先輩.....


「先輩、ありがと....」