そんな感じ。



今日はいつもと少し違ったけど、きっとこれからもこんな感じなんだろう。



優しいばあちゃんと

最低な母親と

謎の生物・濱村と


あの絵描きの男は……こいつとは、もう何もないだろう。




夢もやりたい事もない。てきとーに年をくっててきとーに生きてりゃいいんだ。


――なぁんて嘘を自分に無理矢理被せて、本当はいろんな事を求めてる。寂しいとわめいてる。きっと




そんなあたしを哀れんであの日、神様が投げたんだろう。



真っ白な紙ヒコーキを。