嵐「さあ、仕事に行くよ!沙里!」

沙「うん!」

気がついたら・・・太陽は傾き、薄暗くなっていた。

東「俺も、行っていいか?」

はぁ!?

沙「なに言ってんの?」

嵐「そうだよ!相手は、組とつながってるんだよ!」

危なすぎる!

海「私も・・・行きたい!」

海里は、ダメに決まってる!

嵐「仕方ないなぁ・・・見てるだけだよ!」

嵐!なにいってるの!?

沙「嵐!危なすぎるよ!それに・・・仕事の私は・・・」

一応、麗龍の時は女言葉・・・

だけど・・・

人を殴るから・・・返り血をあびているのに・・・

嵐「ねぇ、2人とも・・・沙里がどんな風になっても、嫌いにならない?」

海里は、よくわからないみたい。

東「俺は、嫌いにならないぜ」

嵐が海里に何かを言った時、海里はハッとしていた。

意味が分かったんだろう・・・

海「私も・・・嫌いにならない!」

嵐「なら、いいよ」

沙「じゃあ、行こうか・・・」

本当に、嫌いにならないのか・・・

少し不信感を抱きながら、双蛇の倉庫に向かった。