それでも受けるって頑として突っ張って、本気で勉強してたのにも驚いたっけ。

だから、ちょっとでも応援ってか気分転換になればって、年明けには初詣兼ねて、近くの近所に願掛けにも行ったしね。

「白木でも緊張なんてしたのか?」

「うん、そりゃあこの辺だとトップクラスだし」

俺がそんな事考えてる横ではそんな会話。

ていうか、天音ちゃんて学年トップクラスの成績だったような・・・・・・。

「常に学年トップ5に居る様なヤツだし楽勝だったんじゃねぇの?」

「もー。そんな事ないってばぁ」

だったような、じゃなくてだったね。

しかもトップ5って俺とは別次元の話だし。

ま、それはともかくとして。

明日には和奏がここに決まるかどうかが分かるのかぁ。