ぼけーっとそんな事を考えながら雑誌をめくってるとインターホンが鳴った。

誰だろ?何て思いながらがら玄関へ。

インターホンの画面の先にいたのは和奏だったりした。

「あっ、和奏」

「うん、お邪魔していいかな?」

別に和奏がふらっと来るのはいつもの事だし、断る理由もないよ。

「いいよ、鍵開いてるからあがって?」

うんって返事の後に、玄関のドアが開く。

「お邪魔しまーす」

そして入ってくる和奏。

昔は気付いたら部屋にいたりして、かなり焦ったりしたなぁ。

最近はちゃんとチャイム鳴らしてくれる分大人になったなって思う