麻「急ぐぞ」

美「あっ、うん!」

急ぐって言ってても、私と歩幅合わせてくれるんだなぁ
こういうのとかされるとすごくドキドキするんだよねなんだろうこの気持ち
すごくむしゃくしゃする
麻「…き、おい、美紀!」

美「ふぇ?どうしたの?」

麻「さっきからぼーっとしてどうしたんだよ」

美「な、なんでもないよ」

麻「そうか、なんかあったら言えよ」

美「うん」

麻「それじゃ俺行くな。それと一緒に帰るから、下駄箱の前にいろよ」

美「うん、分かった」