「っ…なんで…!!なんで殺したの!!何で私達だけ生きてるの!?!なんで!!!なんでだよおぉ!!!!」
溜まってたものがどっと溢れ出して、それが涙になって目からこぼれでた。
精一杯の力でがむしゃらに玲二の足を叩きながら泣きじゃくる
玲二がどんな顔をしているかは涙でわからなかったけど、お腹から私の頭へと移動した手はまだ震えてた。
そして私の髪をくしゃりと握りながらもう一度謝った。
「ごめんな…
お前がどんだけ叩いても、痛くない。
……もう俺の足…動かないんだ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…