準備は終わった。


処理の仕方も覚えてる。


あとは殺すだけ


作業の中の流れのように、寝ている玲二に跨がる。


包丁が深くちゃんと刺さるように両手に力を込めて、頭上まで振り上げた。








「さよなら…玲二…」