「なに人の寝込み襲おうとしてんの?」




「ち、違います!」




「ふーん。相手してやってもいいけど?」




こうなる五分ほど前


わたしは授業に遅刻した


途中から教室に入る勇気がないため屋上に向かった


屋上のドアを開けると人影が見えた


「誰だろ?」


人影に近づくと男の人だった


綺麗な顔


茶色がかった柔らかそうな髪、すじの通った鼻、綺麗な唇なんだけどゴミがついてる


なぜかわからないけど勝手に私の手が動いて男の人の唇についてるゴミをとっていた



で、今に至る