《奏太》

「逝くなよ、おいてかないでくれよ…」

空も泣いている頃に、隠すように俺も泣いた

どうして、逝ってしまったんだ。

ずっと…ずっとそばにいるって誓ったじゃないかよ。俺も頑張るから、お前も頑張れって言った時に頷いて、微笑んだじゃねぇか…


あれから3年

俺は20歳になり、東京に上京してきた。

あいつを今も思って、悔やんでいるけど…
もう、会えないのは当たり前だ。
死んだのだから…

でも、会いてぇな…