「し、シオぉ・・・・・」


「これは決定事項です!それから、今から休憩時間とします!では!!」


「あぁっ!待って・・・・・・」



バタンッ!!!




無情にも、シオは調理部屋から出て行ってしまった。







うわぁーーーん!!!


シオのバカヤロー!!!!!




なんて、泣きべそをかいていると。






ガチャッ





シオが出て行った扉が開いた。





はっ!シオ、思いなおしてくれたのか!?


なんてのは、儚い望みだったようで。




入ってきたのはシオではなく――