意味不明な言葉に眉間にしわを寄せれば、2人からため息が。



「・・・・・リアには何を言っても伝わらないことを忘れていた。悪い。」


「リーちゃん、ごめんね?気にしないで?」



「・・・・・・・・・・うん?」



なんかよく分からないけど、この話はこれで終わりっぽい。


まぁ、大したことじゃないよねきっと。うん。





「それより、無事か?リア。」


「いや、ソウ。なんだその質問は。あたしは無事だよ。見りゃ分かるでしょ。」


「あぁ、そうだが、一応な。」


「はいはい。ソウは本当、心配性だよねー。」


「当たり前だ。俺はお前の護衛なのだから。」


「護衛ねぇ・・・・・・いつも思うけど、必要あんの?あたし、外出られないのに。」


「必要ある。リアが外に出なくても、誰かが入ってくることがあるかもしれない。」


「あぁ、ソレがあったか。

あー!誰か入ってきてくれないかなぁ・・・・・。」


「お前なぁ・・・・・」


「ハハッ。冗談だよ。

ちょっと退屈だけど、あたし、この暮らし気に入ってるし♪」



あたしは、ニッと笑った。