「とりあえず、リアに会おう・・・」

俺の言葉に、2人は頷いた。


そして、ヒルゥがイスから立った時だった――




―――執務室のドアが、開いたのは。







「「「!!!??」」」


俺達は目を見開く。






開いたドアから入ってきたのは・・・・・・




美しい白銀の竜と・・・

茜色の髪の、青年。


それに、困惑した顔をしている、リアだった。





茜色の髪の青年が、俺達に、ニッと人懐っこそうな笑顔を向けた。







俺は・・・いや、俺達は直感的に悟った。





この青年が"レオ"だと。







―ソウside end―