私は嘘をついた。

サクヤの部屋を見てみたかったから…。

『ちょっと、休ませてもらって良い?』

「もちろんだよ。ゆっくりしていきな。
 ちょっと一回、店閉めるから先二階行ってて」

『ありがとう、ゴメンね』

ちょっと、期待を胸に隠しながら、

二階のサクヤの部屋まで行った。

『何…。この部屋…』

思わずいってしまった。

サクヤの部屋には、トランプがたくさん。

外国のトランプ。

色々な種類があって、ちょっと興味を覚えた。

「ビックリした??」