その中には、茜が居た。




お腹を抱えて笑う、悪魔のような茜が。





次々と、蹴られるあたし。






ジンジンくる痛みは、慣れたもんじゃない。






やっぱり、痛いし、辛い。





けれど、泣かない。




こんな、くだらない事で泣いてる暇はない。






「んじゃ、今日はこの辺で。」





ふっ、と