「ふーん、わかった」 そう言うと、私の頭に奏太の チョップが直撃した。 「いったーい!」 オーバーに痛がってみる。 「しらなーい。俺の演説褒めてくれないんだもん」 「褒めたじゃん」 「褒めたっていうか?それ」 そんなやりとりが給食の時間まで続いた。