そう一人で屋上にいると


電話がきた



「拓也から?」


一人でつぶやいて電話に出た


「もしもし、もも?」


「ど、どうしたの?」


顔が緩む



『いや、元気かなあっておもって』


「げ、元気だよ!!」



『そっか、ならシンパいねーな』



「で、でも拓也、学校にはきなよ」


『お前石山くんって呼んでたくせにいきなり、拓也ってハハっ』


わらう拓也の声がきこえた



『わりーな、もう学校にはいけねーや』



「なんで?私ちゃんと拓也と・・・」



『なに?』


「ううんなんでもない」


『なんだよ、じゃあ切るな』


「うん」


『ももだいすき』



ブチっそこで電話がきれた