次の日・


学校にいったら

拓也がいた


「よぉ。もも」



「おはよう拓也」


そういってすぐに席についた


「もも、きのうは悪かった」


「ううん、きにしてないよ、石山くん!」


私は、もう拓也にかかわることがこわかった



拓也とかかわるといつも事件にまきこまれて


辛い思いをして


なんで?


もういやなの


「もも・・っ!」


「なに?」


わたしは冷たく拓也をみおろす


「おれ、ももしかいねぇんだよ・・・」


「ごめん、拓也、私きめたの」


「わかれたくねぇよ」


「ごめん」


「おれ頼りねぇけど、幸せにするから」

ほら!と力なく笑って、力こぶをつくってきた


「ごめんね、たくや」


そういって微笑んだ