それから何日かたってから


拓也はパタリと学校へこなくなった



心配で心配で、しかたなくて

メールや電話まいにち欠かさずいれた




だけど返事はこない




「拓也どうしたんだろう」


「サボりじゃないの??」


くすくすとわらうなな


「もー笑い事じゃないよ!」



わたしは机をバンっと叩いた



「ちょ、落ち着きなよ」


いちごみるくをゴーと吸い上げるなな



「ちょ、きたない」



わたしが突っ込むと
ななは


「それより、今日拓也の家いってみればいいんじゃん?」



そういって私の鼻をギュっとつかむなな