拓哉の家の前に拓哉は

小さい子供のように

シュン・・・と小さくなって座っていた


「たくや」

私が静かに呼ぶと

「もも・・・っ」



抱きついてきた拓哉


拓哉の過去なんてほんの一部しかしらない

なにがあったのかなんてわからない



拓哉を信じて、私は拓哉についていく