辛そうな顔をする拓也。


わたし、拓也に辛い顔ばっかりさせてる



「わたし、今日はかえるね。」


なんか今日けんかばっか。



「もも・・っ!」



そう拓也が叫んだ。



わたしは聞こえないふりをして

拓也の家から走って逃げようと前に進んだ



ドアノブに手をかけ、


ガチャ


眩しい太陽はいつのまにか

怪しい雲に覆われ、

見えなくなっていた


そのまま全速力で逃げた




後ろから足音が聞こえる


拓也が追いかけてくれてるの?


ねぇ