「じゃ、俺とりあえず飲み物かってくるわ」


そういってゲーセンの入口の方へいってしまった拓也。


どうやらもう少しここ、ゲーセンにいるらしい。



拓也好きそうだもんね。



そうおもうって1人で座っていると、


「お!西高の制服ぢゃん♪」


金髪のチャラ男としかいいようない男が


私の前へきた。


有名な不良高校、西高。

誰だって知ってる。

日本の常識みたいなもの


そんな高校へ通ってる私が悪い。


「・・・」

私は無視し続ける。


「おれらと遊ばねぇ?」


そういって手を掴まれた。


「・・っ!やめてっ!」