そのプリを切って

「ケータイ貼っとけ!」


なんていって私の携帯に張りはじめる拓也。



これはさすがにはずかしいよ


「たた、拓也ー・・・」


「ん?」



そういって不思議そうに見つめられる。


そんな顔されたら

はがしていい?


なんてきけれないよ。


やっぱり拓也はズルい。


顔立ちもよくって

スタイルよくって

スポーツできて



いいところしかない。



本当に私で釣り合うの?


そんな不安が私を襲う。