「うわ、チャイムなった」


そして私も立ち上がる


「サボっちゃう?」

クスっとわらってこっちをみる


「・・・」


「屋上いってみる?見せたいものがあるんだ」


「私に?」


「うん、ぶっちゃけ俺だけの場所なんだけど元気ないみたいだから」


「ありがとうございます」


結城さんの声は落ち着くの。


だからこのときも屋上にいった。