それから家に着いて
なんであんなに嫌いだった拓也と
平気で話せてるんだろう、
不思議で仕方なかった。
だけど、拓也は誰にでもあんな感じって
想像つく。
「おねーちゃん!!」
桜の声で我に返る。
「焦げてる焦げてる!ハンバーグ!!」
桜は慌てて私にいった。
「きゃああああ、こ、焦げた!!」
「あたりまえでしょー!!ばかねーちゃん!」
「桜ー!おねーちゃんにバカはないでしょー!!」
「ばーかばーか!」
こんないつもの日常、ずっと続くかな??
つづいてほしいな。
今日はいつもより早い時間に布団にはいった。
あしたも桜にメイクしてもらおう。