「じゃーんっ、できたよっ」
そういって私たちの待ってる教室にやってきたのは、
ボブの茶髪のウィッグをかぶって私が着てる女子生徒の制服をきて少しメイクをした
徹くんでした。
「あ、徹いたんだ。」
「真奈ひどくね!?」
「こっちは奏多と戦争繰り広げてたのよ。」
「ああ、奏多の絶叫こっちまできこえたよ。すごかった。」
「でしょ?」
「てか徹めっちゃ似合ってるね。美女。」
「おお!わかってくれるか!」
「うん、写メりたい。」
とか言ってる間に携帯を取り出して徹くんを連写し出す恵ちゃん。
「え、じゃあ私もー♪」
真奈ちゃんの手にもいつの間にか携帯が握られていて、
すっかりノリノリの徹くんはポーズまで決めている。