「じゃあれっつらごー!」 「「おー!」」 真奈ちゃんのかけ声にみんなが反応する。 それから顔を合わせて笑い合った。 「じゃあ、行ってきます。」 「行ってらっしゃい、楽しんで。」 廊下に出ると、橘田先生がいて、優しく笑ってそう言ってくれて。 それから、彼の退院手続きをして真奈ちゃんたちの学校に向かった。