「お昼休みってどうするの…?」 「食堂で昼食食べるのよ♪誠も帰ってくるからそこで合流。」 そうやって歩きながら説明してくれる恵ちゃん。 あの教室から意外と近くて、すぐに“食堂”ってかいてあるプレートがみえた。 「わ、結構大きいんだね。」 中に入るとたくさんの人が入ってるのにも関わらず、 余裕があるほどの大きな食堂。 その中に、 「おーい!紗葉たちこっちこっち!」 大きく手を振る彼の姿を見つけた。