そうだよ、好きだよ。


とか、いわれたらどうしよう。


でも、そんな心配なかった。


「憧れだって!アドとか名前呼びとかは親しみやすいから、ついやってさ、何かごめん」


そうなんだ。


何か、安心。


そりゃ舞花相手じゃ勝てないもん。


「さ!悠も待ってる。頑張ろ、ね?」


心配そうにみつめる舞花。


「うん!」


舞花の期待に応えるために、頑張らないと。




「おかー、中島さん、大丈夫?」


「中村くん。平気だよ、ごめんね」


「おう!」


中村くんの笑顔。好き。