「舞ちゃあんっ」


ゆうやが
泣きながら

止めに入ってきた


「舞ちゃん
だめっ
そんな事しちゃあ」

ケラケラ笑ってる

貴方と
私の間で

トモヤは
真剣に

怒りながら
泣きそうなかおを
している


「お前
上手いんか~?

ださせてみぃや」


そんな
ゆうやを
無視して

貴方は

私に

ちょっと
意地悪く
笑った


「得意~」

舞は
もっと
貴方と
話たくて


貴方が
ちょっとでも
喜んで
くれる言葉を

無意識に
選んで
答えた