「もう……やだ……っ。やだよ……っ」
誰もいないはずの屋上で。
あたしは久々に、思いっきり泣きじゃくった。
人に見られていないとわかっていたから、余計に涙がどんどん溢れてきた。
あたしの、本音。
あたしの、ストレス。
あたしの、気持ち。
あたしの、苦しみ。
あたしの、寂しさ。
きっともうすぐ訪れてくる“死”への、恐怖感。
「……死にたくっ……ない…っ…よっ……」
「うっ……うぅ……っ」
その全てを、涙として出し切りたかった。
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