「それじゃぁ、先に帰るね♪また明日♪」

「気をつけて帰んのよ?あんたのほほーんとしてるから!!また明日ね?」









飛鳥と別れて芽吹は段ボールを抱えて、家路を急いだ。
しかし、いつも通っている道なのになぜか胸騒ぎがした。


「あれ?こんなところに神社なんてあったっけ…………?」

そこには古びた鳥居があり、なぜだか惹き付けられた。

「次の試合のことでも祈って帰ろうかな!」
芽吹はあまり気にせずその鳥居をくぐった…………



ピカッ

「え?!な、なに……っ………?!」

すると、目の前が光に包まれ芽吹は意識を手放した。