「左之さん!土方さん連れて来た!!!」

「おいおい……………天女ってのはどういう事だよ……………。間者じゃねぇんだろうな?」

部屋に入った土方は眉間にしわを寄せている。

「間者じゃねぇと思うぜ?!」
「だって空から降ってきたんだ!!!」

「空からだと……………?」

三馬鹿は普段お茶らけているが、嘘をつくような奴ではない。

「……………とりあえず話はそいつが起きてからだ!」

土方は芽吹が寝ている布団に目をやった……………
土方の位置からでは芽吹の顔は見えない……………




「……………んん……………」

しばらくして、芽吹が目をさましたようだ……………



「起きたか……………」


「……………ここ……………どこ?」


「「「「?!?!////」」」」

起き上がった芽吹の顔を見た四人は顔を赤くさせ見とれてしまった。

「……………?……………貴方たちは?」


「……………あ!おはよう天女さん!ここは新撰組の屯所だよ!」

「……………天女?私天女じゃないですよ?」