「ありがとな?」

その日は潤に家まで送ってもらった。


「何か、ごめんな。勉強とか嘘ついて、ほんとごめん。」

私の家の前まできて申し訳なさそうに謝る潤。

「ううん。楽しかったし♪次は、あそぼっか!!」

「おう。また誘う♪じゃあ、また明日な?」

私は潤の姿が見えなくなるまで見送り家へ入った。