「ただ単に戸田ちゃんと一緒にいれる口実を作りたかっただけだし♪頭いいから教えて！とかさ、ほんとは頭いいとか思ってなかったし！」
何、こいつ…
「どういう意味よ。頭いいとか思ってなかったってひどい。大体、今思い出したけど佐久間っていっつも上位にいるよね。もー騙したの？」
よく考えれば佐久間は学年1位2位を争ってる人だ。
「んー、そのさ……佐久間ってゆーのやめてくんない？」
「えっ…」
私の顔の下から上目遣いで覗き込んできた。
「何てよんだらいいの？」
「んー、潤って呼んでほしーなー♪だめ？」
なんか、佐久間の行動全てが慣れてるなーと思って、みんなこーやって落ちていくんだろーなと思うとはむかいたくなった。」
「んー、さーくまっ♪呼ぶわけないじゃん」
私は今までで出したことないような声で言ってやった。
