「最悪だわ…」


まさかうけた高校全部おちるなんて。


「柚葉ー!柚葉に手紙がきてるわよ。おくりぬしは…戒曜学園だってー!」


少女の母が大声で少女を呼ぶので、少女は手紙を受け取りに行く事にした。


「戒曜学園?」


今までうけた高校の名前は忘れないようにメモしたけど。


少女はメモを見たが、その中の学校名に"戒曜学園"の名はなかった。



「どこよ。この学校。」


「いいじゃない!行く学校決まったし!」


「はあ?」


おかあさん…怪しいとかおもわないわけ?


「すぐにでも寮にはいっちゃいなさい!荷物はまとめておいたわ!」


「は?ちょっ」


強引におかあさんにおしきられ私はこの怪しい学校に通うことになってしまった。