そしてそれから1時間後。

「あぅぅぅ、終わったぁぁぁ」

「ふふ、お疲れさま」

澪君、頭から煙出てそうな位に顔が死んでますよー。

「じゃあ、約束通りにお菓子食べよ」

私がそう言うと

「やった!おっかし、おっかし!」

復活早!

小学生でもきっとそんな回復力ないですよ!

「じゃ、持ってくるからちょっと待っててね」

「うん!」

さっきまでの死んでた顔から一変の満面の笑み。

はー、世の中にこんな可愛い生き物がいていいのかーって位だよ。

そんな澪君を待たせてキッチンへ。