それから暫く澪君に手を取ってもらいながらスケートを満喫したアタシ。

ちなみに、ずっと手握ったままで周りからの視線がちょっと痛かったけど!

でもでも、澪君とずっと手握れててすっごい嬉しかったなぁ。

「澪君、今日はありがと。すっごい楽しかった」

そんなデートの帰り道。

「うん、澪も楽しかったー」

にぃって笑いながらアタシを見上げてくる澪君。

スケートしてる時はカッコよかったけど、今はいつもの可愛い澪君。

「ねぇ、しぃ?」

「ん?」

その澪君が急に伸び上がってきてアタシの唇にちゅってしてきた!