どんな話だっていいんだ。

話の内容なんて、ストーカーもどきに
被害にあってるとか、
好きでもない奴に毎日告白されるとか。

重要なのは
城田くんの口から私の名前が出たかもしれなくて

私についての話をしてくれたことなんだ。


だって、その時は私のこと思い出してくれてるんでしょ?

「勘違いすんなよ?うざい奴に毎日つきまとわれてるとか
そんな話だからな」

....わかってる、わかってるけど

胸のどきどきは、顔の火照りは

どうにもできないんだ....。