そんな時ピーンッときた。

もしかして




「えへへ、みつけた!」

「.....」

「おはよう、城田くん。あれ?こんにちはの時間かな?」

驚いた顔をしてこっちを見る城田くん。
この顔は貴重かも。

「なんで...?」
「愛の力」

驚いた顔が嫌そうな、変人をみるような顔に一変する。

城田くんがいたのは図書室。暖かい日の光が入る窓際の端の席で寝ていた。