そのあと、七海のハンドボールを応援して、 あたしも今年はまさかのバスケ。 「秋穂ちゃん!」 「えっあ、はい!」 謎のシュートをはなつけど、奇跡的に入った。 そして笑いで盛り上がる。 「お前なんだその奇跡シュートは!」 「うるさーい!」 原くんが隣の男子をバシバシ叩きながら、笑っていた。 「…あとで絶対しめる」 「あ、秋穂ちゃん穏便にね」 「大丈夫大丈夫」