「っし、上げるよ!」 音を出して星空に上がる花火は小さいけど、 …形もあんまり良くないんだけど、 「なんか良いね」 「うん、百均も捨てたもんじゃないね」 ははっと笑ってもう一発上がる。 「隆裕火傷しないようにね?」 「ありがとう」 結局色んな花火を完全に使いきった。 「はー、結構な時間遊んだね」 「だね」