「お、大分暗くなってきたね」 「そうだね」 隆裕の腕から抜けて手を引っ張った。 「そんなに急がなくても夜はあけないから」 ま、まあそうなんだけど、 「楽しみじゃん?」 隆裕が嬉しそうに笑って立ち上がった。 「行こっか!」 「うん!」 手をつないで近くの河原へ行った。 「バケツここでいいかな?」 「ま、適当なとこで大丈夫だよ」