はあ~。
   じゃあ私一人じゃん。

   私は早速棚の整理をし始める。
   
   えっと、これはこっちで・・・。

   ガチャン。
   扉の閉まる音がした。

   誰だろ?

   見ると、屋上につながる
   扉の前に櫻木優也の姿が。

   「ん?よう。桜。」

   げっ、今一番会いたくない奴。

   あんまり関わりたくないから、
   そのまま棚の整理をした。

   「おいおい。シカトかよ。」

   「うるさいな。今忙しいの。」

   えっと、うわ、高い・・・。