「「・・・ええーーー!!!」」

   2人して叫ぶから、周りから
   注目を浴びる。

   「しーっ!声が大きい。」

   「あ、ごめ~ん。」

   奏はいつもみたいに
   のほほんとした口調で
   謝る・・・が、真里は、

   「そんなことより!それって
   告白じゃん!」

   声を小さくして言う。

   「だよねー。 はあーどうしよ。」

   「何言ってんのよ。チャンスじゃん。
   王子さまから告白だよ?付き合うしか
   ないっしょ!」

   付き合うーーー?
   絶対無理。